オゾン層が破壊されると・・・
このままフロンの使用についてなんらの対策もこうじなければ、オゾン層は2085年までに半分以下に減り、オゾン層に吸収されていた有害な紫外線が、いまの倍以上も地表に達すると予測されています。
オゾン層が破壊されると、いったいどうなってしまうのでしょうか。
地上にふりそそぐ有害な紫外線がふえると、皮膚ガンや白内障が増加するなど、人体の健康に悪影響をおよぼすのです。
また、海洋生態系の基礎となる浅海の動植物プランクトンに致命的な打撃をあたえますし、成育が悪化して穀物など農業生産が減少するなど、全地球的規模のさまざまな悪影響が懸念されます。
紫外線が地表近くまでとどくようになると、光化学スモッグも悪化するといわれます。
また、オゾン層は太陽からの紫外線を吸収して熱にかえ、成層圏をあたためる役割も果たしていますが、この働きが失われると、地上の気候が大きく変化することもありえます。
アメリカ環境保護庁の試算によると、2075年までの被害額は、アメリカ1国だけでもおよそ6000兆円にのぼるだろうといいます。
