よく使うモノの歴史 その2
☆電話
当時の常識では、電信こそ電話よりもはるかに将来性のあるメディアでした。
この時代、電信技術の改良が次々になされ、アルファベットを自動的に信号化する装置や一回線で複数の信号を同時に電送できる方式、家庭から医者や警察を呼べる電信などが開発されていました。
誰の目にも、電信の将来は洋々たるものでした。
他方の電話は雑音が激しく、記録性もなく、とても電信に太刀打ちできるとは思えなかったのです。
その後、電話は次第に電信を凌駕していきますが、それでも電話のイメージは相変わらず電信に支配されつづけました。